キャットケージを購入したのは、新入りを迎えることにしてからでした。
広くもない住居で、置くスペースも限られるため、吟味に吟味してようやく決めたのはアイリスオーヤマのものでした。
なにが決め手になったかをお伝えしますね。
キャットケージの必要性を感じたのは新入りネコ登場から
先住ネコは親子姉弟だし、距離を置く必要に迫られることはそれほどなかったので、今まで買う事もありませんでしたが、広くもない家で、新しい子を迎えるとなると、慣れるまではやっぱり必要でした。
うちで生まれて十数年ずっと暮らしていたところへ、とつぜん今まで縁もゆかりもない子ネコがやってきたとあって、普段静かな高齢ネコもおだやかではありませんでした。
ずいぶん前に二部屋ある間の襖を取り払って空間を広く使っており、先住は部屋の隅々まで自由に歩き回ってたので、部屋の扉を閉めようものなら
「なぜ閉めるのか」と言わんばかりにムキになって入ってこようとするので、物理的に隔離するとなれば、やっぱりケージしかありませんでした。
しかし、大して広い部屋でもないウチの家にキャットケージを置くとなると、かなりスペースを取られることになります。
狭い部屋に合うタイプのものを探した結果、アイリスオーヤマのコンビネーションサークルがうちでは一番良かったです。
扉が引き戸型。動かしやすいキャリー付きで掃除が楽
アイリスオーヤマのケージは、組み立て式で、パーツを増やして1段2段と増築でき、横にもつなげることができるのが便利でした。
キャスター付きなので、非力な私でも動かしやすく、掃除や模様替えもしやすいです。
大人になっても使えるぐらいの大きさがあればと思って買って、始めは1段で組み立ててみましたが、活発になってきてからはやはり大きさは欲しいと2段に増やしました。
ただ、まだ小さかったため、2階への上り下りなどで落ちてけがをしないよう、ベランダ用にたまたま買ったばかりの植木台を入れてみたら、丁度段差を緩和してくれて、ちびっ子の頃には重宝してました。
子供ネコ用トイレと植木台とベッドなども入れられたので、チビの頃はけっこう広くつかえていました。
引き戸にしたかったのは、よくある観音開きのような扉だと、部屋がせまくて他の家具にぶつかったりなどして、トイレなど出し入れの際に全開しにくい場合も考えてのことです。
扉は、組立ての際に左右好きな位置でつけることができます。
パーツが別売りでカスタマイズも可能。横にも縦にも増やせる増築タイプ
2階建てにしたときは、板のパーツとハンモックを増やしました。
上は開けることができるようになっていたのですが、ほとんど上の扉は使わず、上記の引き戸で対応できました。
2階につけた板と、下の床の間までの高さはおよそ52chぐらいです。
うちでは屋根付きトイレは入れませんでしたが、砂を散らばるのを避けるためにドーム型のトイレを入れるときの参考にして頂ければと思います。
まだ身体の小さかったころは、上に乗ってもどうということはなかったのですが、
いえ、小柄なプリ松さんがサークルの上でくつろぐぐらいならば良かったのですが…
プリ松さんが乗っているのを見て、デカブツに育ったキュー子さんも乗るようになり、天井の扉が歪んできてしまいました。
パーツ板を新たに購入し、天井の扉とつけかえ、ベッドも置いたところ、キュー子さんが自分の場所にしてしまいました。
今では段ボールも設置して、キュー子個室となっております。
プリ松さんの見つけた場所をすぐにとってしまうキュー子さんですが、昔は買ってもらったイチゴ型ベッドの上に、プリ松がどうしても乗ってきてペッたんこにされてしまったこともあるので、まあお互い様ということで…
キュー子とプリ松を迎える前、滅多に行かないネコカフェに通ってみたのですが、何ぴきも面倒をみているところでは、立体的に家具を置いてネコがくつろげる空間を作っており、ネコは上下にも動く動物なので、高いところにも居場所を作ってあげると落ちつくようです。
前から、ネコカフェのレイアウトは真似してみたかったので、キャットゲージの上にネコ部屋ができたのは思いのほか効果的だったかと思いました。
コンビネーションサークル、ネコが大きくなってからは大暴れしたときの反省房としてクールダウンさせるのにも重宝しています。